宛名のいらない「年賀タウンメール」
先に「年賀状DM」の効果やメリットについてご説明しましたが、そもそも、年賀状DMを送るには、送り先の郵便番号や住所・氏名といった宛名の記載が必要です。
従って、年賀状DMは、宛先が明確な「顧客」や「見込み客」に向けて出すDMと捉えるべきでしょう。
では、新規客の獲得や、送り先の住所・氏名がわからない場合はどうしたらよいのでしょう。
実は、そんな場合に威力を発揮するのが「年賀タウンメール」というDMです。
年賀タウンメールは、指定エリア内(町丁名単位)やマンション単位※で、元日に年賀状の配達がある世帯・事業所に、宛名の記載を省略した年賀はがきのDMを他の年賀状と一緒に配達してもらえる非常に便利な郵便局のサービスです。年賀状DMと違い、宛名の記載が必要ないことや、にもかかわらず同等の効果が得られるため、年始商戦の販促ツールとして「年賀タウンメール」が毎年注目を集めています。
※ 30世帯以上のマンション限定。また、主に特別区・政令指定都市のある都道府県、その他の県は県庁所在地などのマンションが対象。
年賀タウンメールのメリット
① 顧客リスト(宛名の記載)が必要ない
年賀DMと違い、年賀タウンメールを送る際は、宛名の記載が必要ありません。
町丁名やマンション単位でエリアを指定さえすれば、その範囲で年賀状の配達がある世帯・事業所に配達してもらえます。
たとえば、富裕層の多く住むエリアや高層タワーマンションをターゲットに送るということも可能なのです。
② ポスティング禁止のマンションもターゲットになる
年賀タウンメールとは、郵便局の発行する「お年玉くじ付き年賀はがき」を使った、宛名記載のない郵便物であり、単なるビラやチラシとは違います。
ですから、民間のポスティング業者が立ち入れない場所やポスティング禁止のマンションにもDMとして届けることが出来ますし、見た目や形状は普通の年賀状と同じですから、その場で破棄される可能性はかなり低いといえるでしょう。
③ 元旦に届く
元旦といえば、遠方のご家族や親戚も集まり、一家団欒を過ごすご家庭も多いのではないでしょうか。
年賀タウンメーは、そんな「元旦」という人の多く集まる特定日に届きますので、複数の方の目に触れられる可能性が大です。これも、年賀タウンメールのメリットといえるでしょう。
(注)元旦に届かせるためには、郵便局の指示する期限までに差出す必要があります。
④ お年玉くじが付いている
何と言っても年賀状の楽しみは「お年玉くじ」です。令和2年用の年賀お年玉くじでは、一等の現金30万円やふるさと小包、東京2020オリンピックの観戦ペアチケット(一部券種限定)など、大変魅力的な賞品が用意されています。
ですから、年賀状DMを受け取った方には、お年玉くじの抽せん日まで大切に保管してもらえる可能性が高く、
普通のDMと違って何度も見てもらえるチャンスがあるというわけです。
まとめ
弊社のお客様で、毎年の様に年賀タウンメールをご利用頂いている企業のご担当者様からは、
「個人情報に該当しない(宛名の記載がない)ので利用しやすい」
「ターゲットをセグメントできるのがいい」
「通常のDMよりも明らかにレスポンスが高い」など、大変ご好評を得ています。
年始商戦を一歩リードするうえで、皆様もぜひ年賀タウンメールの活用をご検討されてはいかがでしょうか。
ジャパンメールでは、年賀タウンメールの印刷はもちろん、面倒な配達箇所件数表の取り寄せや町丁別区分、札付け作業から差出のお手続きに至るまで、一括してご注文を承っておりますので、まずはどうぞお気軽にご相談下さい。