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目次
クロネコDM便とは?
DM便とは、受領印やサインのやり取りをせずに、郵便受けや荷物受けに配送員が投函する配送方法です。規定サイズを超えている荷物には利用できず、代引きでの支払いはできません。ドライバーの手渡しではないため、不在時でも荷物を受け取れるのが利点です。
ヤマト運輸の「クロネコDM便」とは、カタログやパンフレットといった販促物やダイレクトメールを全国へ送ることができる、受領印をもらわない投函サービスで、ヤマト運輸と契約している法人や個人事業主が利用できます。
クロネコDM便について
①配達方法
荷物受けや郵便受けに直接配達、投函をします。宅急便のような受領印はいただきません。
②発送料金
料金は『全国一律』で、本来一通あたりの料金上限は167円(税込)です。
なお、弊社では、ヤマト運輸と直接取扱い契約を結んでおりますが、発送数の多さやこれまでの実績、また前払い決済を条件に大変有利な価格でクロネコDM便を出すことが出来ます。
ヤマト運輸との取引がないお客様や、契約はしているものの発送料金がもう少し安くならないか?とお悩みのお客様、ぜひ一度弊社へご相談ください。
③利用対象
ヤマト運輸と契約している法人や各種団体、個人事業主のお客様がご利用いただけます。但し、個人のお客様であっても、弊社を通すことで同サービスを利用することが出来ます。
④サイズ規定
サイズは、3辺(長辺、短辺、厚さ)の合計が60cm以内、最長辺34cm以内、厚さ2cm以内で、かつ重量が1kg以内のもの。
※「長辺23cm・縦11.5cm」より大きいものが対象となります。
⑤配達日数
【400km圏内】翌々日
【400km圏以上】発送日を含む4日目
※離島・一部地域は除きます。また年末年始や天災等による道路の渋滞等での交通事情によりお届けに遅れが生じる場合がございます。
※配達が遅延した場合の補償はございません。
サイズ | 長辺23cm×短辺11.5cmより大きいもの(長3封筒利用可、A5サイズも発送可能)で、 長辺34cm以内、厚さ2cm以内、縦+横+厚さの合計が60cm以内、重量は1,000g以内。 |
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定価(全国一律) | 上限167円/通 (数量や出荷形態などの諸条件に応じてお客様ごとに価格決定) |
ご利用(送り主) | ヤマト運輸と契約した法人・各種団体・個人事業主のお客様 ※事前に内容物の種類の申し出と発送の手続きが別途必要 |
配達日数 | 400km県内は翌々日、400km圏以上は発送日を含め4日目 (離島・一部地域を除く) |
追跡調査 | クロネコDM便番号をもとにヤマト運輸HPより追跡可能 |
内容物 | 宣伝・広告関連の商材や、販促物など(カタログ、チラシ、パンフレット、リーフレット、 販促物及び販促用CDやDVD、サンプル品など) ※別途、事前に内容物の種類をご申告をいただき「非信書」であることを確認致します |
決済方法 | 出荷の都度支払い |
【ご確認ください】
クロネコDM便の配達業務を一部日本郵便へ委託
クロネコDM便の利点
①カタログやパンフレットを送るのに最適
A4サイズのカタログや冊子などを大変お安く発送することが出来ます。また、冊子以外にも長3サイズの封筒や大判はがきの発送にも適しています。
②土日・祝日含め365日配達
クロネコDM便は日曜・祝日も含め365日配達されます。
DM便と比較されやすい、郵便局の「定形外郵便」や「ゆうメール」は日曜・祝日に配達をしないので、その点クロネコDM便の方が有利といえるでしょう。
③発送したDM便の追跡が出来る
宅急便同様、クロネコDM便にも一通ごとにお問い合わせ番号(DM便番号、追跡番号とも呼ばれます)が付与されています。
ヤマト運輸のホームページにある「荷物お問い合わせシステム」にお問い合わせ番号を入力していただくことで、現在の配達状況を確認出来るというサービスです。
DM便と比較されやすい、郵便局の「定形外郵便」や「ゆうメール」には追跡サービスがありませんので、その点でもクロネコDM便の方が有利といえるでしょう。
クロネコDM便利用においての注意点
①信書を送ることは出来ません。
郵便法に基づき、クロネコDM便での信書の発送は禁止されています。
※信書とは「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書」と定義されています。
②配達日や時間指定は出来ません
クロネコDM便は、宅急便のような配達日や時間指定は出来ません。
③個人での利用は出来ません
クロネコDM便は、ヤマト運輸と事前に契約を交わした各種団体、個人事業主のお客様のみが利用できるサービスで、個人の方は直接利用できません。但し、個人のお客様であっても、弊社を通すことで同サービスを利用することが出来ます。
ヤマト運輸と契約をされていないお客様でクロネコDM便のご利用をお考えのお客様は、ぜひ一度弊社へお問い合わせください。
④補償が必要となるものは発送出来ません。
万が一、紛失・破損があった場合は発送運賃の返金、もしくは代替品の無償運送となります。
⑤郵便局留め、郵便私書箱宛てへはご利用いただけません。
郵便局留めや郵便私書箱での発送・受け取りはご利用いただけません。
クロネコDM便の送り方・手順
クロネコDM便とは、クロネコヤマトと契約している法人・各種団体・個人事業主が利用できる投函サービスです。パンフレットやカタログ、チラシなどを送れますが、手紙や請求書などの信書・保証が必要になるもの・郵便私書箱宛てのものは送れません。
発送の際に必要なものは、送り状を貼り付けた荷物・クロネコカード・クロネコDM便の出荷票・DM便番号一覧の4点です。利用時は送り状をパソコンで発行し、ポストに投函すれば受付が完了します。
送料は全国一律で1冊あたりの上限金額は167円 です。また、配達日の指定はできませんが、発送場所から400km圏内なら翌々日、400km圏以上なら発送日を含めて4日目を目安に配達されます。
クロネコDM便を安く送るためのコツ
DM便の価格を決める要素は形・重さ・数量・距離・速さの5つです。当然ですが、大きくて重いDMは発送料が高くなります。また価格は、出荷する物量・過去の取引実績・決済条件によっても変わります。以上を踏まえて、クロネコDM便を安く送るためのコツを具体的に解説しましょう。
重さや大きさを調整する
発送する荷物の形と重さは、クロネコDM便の価格を決める要素の中でも大きな割合を占めます。
DM便で荷物を送る場合は、小さなはがき程度ならクロネコDM便などのサービスを利用するまでもなく、自社でも対応可能です。あまり荷物が大きいと費用が高くなり、重すぎる荷物はそもそも出荷できません。
そのためDM便を利用する際は、発送する荷物の重さや大きさを意識し、大きすぎる・重すぎる場合は調整しましょう。少しでも価格を抑えて発送したい場合は、大きさはA4サイズで重さは100g以内を目安にすると安価で発送できます。
発送数を見直し、見積もりを取る
荷物の数量も、クロネコDM便の価格を決める重要な要素の一つです。発送する荷物の数に応じて必要な費用は異なります。そのため発送料が思っていたよりも高くなった場合は、予算内に収めるために荷物の数を見直し、再度見積もりを取りましょう。
その際は、荷物の梱包の仕方や厚みを確認し、安く抑えられないか検討します。発送件数が多ければ1円の差が大きな金額になるため、見積もり総額をしっかりと確認し、予算の範囲に収めてから手続きをしましょう。
間にDM発送代行業者を挟む
初めてクロネコDM便を利用して荷物を発送する際、間にDM発送代行業者を挟んだ方が、費用が安く済む場合もあります。交渉のノウハウに優れ実績も豊富な老舗のDM発送会社に依頼すると、通常よりクロネコDM便の利用料金が値引きできるケースがあるためです。
特に、クロネコDM便を料金を抑えて利用したいときには、ヤマト運輸と提携しているDM発送代行業者をご検討ください。
他の配送サービスも考えてみる
DM配送サービスはクロネコDM便だけではなく、複数の企業が行っています。見直せる要素をすべて見直してもまだ予算に対して配送料が高い場合は、ほかの配送サービスを使うのも一つの手です。代表的な物には、佐川急便の飛脚メール便や郵便局のゆうメールでの発送があります。
他のサービスを使うことで、荷物の大きさや数によっては、クロネコDM便よりも安く発送できることがあります。DM配送サービスは企業によりサービス内容が違うため、比較して依頼するとよいでしょう。
クロネコDM便以外の主なDM配送サービス3つ
さまざまなDM配送サービスを知っておくと、価格を抑えたいときやクロネコDM便で送れる荷物の大きさを超過してしまったときに便利です。ここでは、クロネコDM便以外のDM配送サービスのうち主要なサービスを比較します。
①日本郵便のゆうメール
ゆうメールは、1kgまでの印刷物やCD・DVDなどを安価に発送できるサービスです。ポスト投函でも発送でき、手軽に利用でき、書籍や商品のカタログなどを送付する際に適しています。運賃は発送する物の重さによって定められており、最高で360円 です。
見本や試供品またはサンプルの文字を記載したものなら商品見本も同封できます。信書や手書きの物は送れませんが、内容物に関係するあいさつ状や請求書などの無封の添え状・送り状は同封できます。
②佐川急便の飛脚メール便
飛脚メール便では、重量1kg以内の雑誌・カタログなど、受領印を必要としない荷物を発送できます。バーコードを利用した荷物追跡によって、配達状況の確認が可能ですが、Web上で配達状況を確認することはできません。
一部地域を除き3日から4日で発送が完了します。運賃は発送する物の重さによって定められており、最高で325円 です。初めて利用する際は初期登録が必要で、利用には専用のラベルが必要です。
飛脚ゆうメール便
飛脚ゆうメール便では、飛脚メール便と同様に雑誌やカタログなど、受領印を必要としない荷物を発送できます。飛脚メール便の重さの限度は1kgですが、こちらは3kgまで発送できます。配達状況を確認することはできません。
一部地域を除き郵便局へ差し出しから5日程度で発送が完了します。運賃は発送する物の重さによって定められており、最高で456円 です。初めて利用する際は初期登録が必要ですが、飛脚メール便とは異なり通常の宛名ラベルを使用できます。
③西濃運輸のカンガルーPostalメール便
カンガルーPostalメール便では、パンフレットやカタログ、サンプル品など、特に受領印を必要としない荷物を発送できます。3kgまでの荷物が配送可能です。メーリング配送センターに納入後、3日から5日を目安に配送されます。
配送サービスというよりは、ダイレクトメールの集荷、管理、封入、配送までを代行するサービスであり、利用には西濃運輸との契約が必要です。
そのほか、手間がかかる流通加工業務も代行してもらえます。
DM便等、DMの発送・配送を代行できるサービスがある
DM便を送る際、利用するサービスによっては印刷から封入、発送まで全てを代行して対応してもらえます。そのようなサービスを利用すると、印刷や封入に必要な手間や人員を削減できるため、結果的に費用の削減につながる場合もあります。
ただし、小ロットでは自社対応の方が安く済む場合もあるため、DM便配送サービスを利用する前にサービスの内容や料金を確認しましょう。目的や予算に見合ったサービスを見極めることが重要です。
DM配送サービスの選び方4つ
DM発送を代行業者に依頼する際、さまざまな会社を比較しても何を基準に選べばよいのか分からないことも多いでしょう。
ここではDM配送サービスを選ぶ際に、気を付けたいポイントを4つ紹介します。サービス選択の参考にしてみてください。
①料金で選ぶ
DM配送は、何千、何万という膨大な数の荷物を送ることも少なくありません。DM発送代行の価格は、送付物の種類と数によって単価が変わります。
一般的に、送る荷物の数が多くなれば多くなるほど1通あたりの料金単価は下がります。そのため一度に発送する部数が少ないと、費用の削減を目的としてDM配送サービスを利用しているのに、結果的に料金が高くなる危険性もあります。送る荷物の量によって、利用する配送サービスを検討しましょう。
②発送までの納期で選ぶ
DM配送サービスでは、データの納品から約5営業日程度かかることが一般的です。スケジュールの都合でどうしても当日発送が必要な場合は、急な依頼に対応してくれる会社を選ぶとよいでしょう。
ただし、業者によっては送付日が遅いほど利用料金が安くなるプランもあるため、突然発送しなくてはいけなくなったとき以外は、発送の依頼は早い時期に行いましょう。納期に余裕を持って作業を進め、安く利用できるプランを利用することで、費用を抑えられます。
③対応可能数で選ぶ
DM配送代行会社は50通程度の小ロットに対応している会社、100万通以上の大規模ロットに対応している会社などさまざまです。必要に応じて選ぶとよいでしょう。
少ない部数での利用を検討しているときは、小口専門の会社を利用すると料金を抑えられます。ただし後々顧客が増える可能性があるときは、小口から大口まで対応している会社のほうが柔軟に対応できるためおすすめです。
④発送以外の追加サービスで選ぶ
DM発送代行会社では、発送作業以外にも発送前の作業補助や発送後の追跡など、便利な追加サービスを提供しているところもあります。DM作成や、デザインの提案・テンプレートや素材などが使えることもあります。
DM自体の作成や企画の段階からサポートを依頼したい場合はそれらを行ってもらえる業者を先に調べておきましょう。具体的には、セキュリティ面・追跡・リストの作成・データの入稿方法などを選び、自社で求めるサービスを探すことがおすすめです。
クロネコDM便に関するよくある質問3つ
クロネコDM便を利用するにあたって、よく挙げられる疑問点を3つ紹介します。利用する前にサービスの使用について理解しておくことで、スムーズに作業を進められます。発送を依頼する前に、ぜひ参考にしてください。
①クロネコDM便を送っても追跡結果が「発送」のままで変わりません。
クロネコDM便以外で追跡結果が「発送」から変わらないときに最もよくあるのは、まだ支店から発送されたばかりで、時間が経っていない場合です。
発送された日から3日以内の場合、少し待ってみると次のステータスに移ることがあります。3日以上経っているのに変わらない場合は問題が発生した可能性があるため、担当支店に電話で問い合わせてみましょう。
②クロネコメール便は廃止されたのでしょうか。
クロネコメール便は、安全安心なサービスの利用環境と利便性を両立することが難しいため、2015年3月に廃止されました。
代替サービスとしてカタログ、パンフレットなどの非信書に限定し、クロネコDM便が利用できます。DM便では送れない荷物の配送にクロネコメール便を利用していた方に向けて、宅配便サービスの拡充も行われています。
③クロネコDM便が届かない場合はどのようにすればよろしいでしょうか。
DM便で届く筈の荷物が配達されないとき、郵便受けに不在連絡票が入っているならサービスセンターで再配達を依頼してください。
追跡サービスのステータスが「投函完了」になっても当日中に荷物が届かなかった場合は、「投函完了」の横に表示されている営業所に電話をして問い合わせましょう。
まとめ
クロネコDM便の利用方法や安く利用するコツ、よくある質問に加えて、ほかのDM発送サービスとの違いについてまとめました。クロネコDM便は基本的に、ほかの配送サービスと比べて安く利用できます。より安く利用したい場合は、一度DM発送会社に見積もり依頼をしてみましょう。
ジャパンメールでは、これまでの取扱い実績や特別な決済条件により、
クロネコDM便を大変お安く提供しています。
クロネコDM便をご検討のお客様、まずはお気軽にお問合せ下さい!