1.取扱量の多さと取引形態
ヤマト運輸や佐川急便といった物流会社の配送サービスは個人のお客様でも使用できますが、依頼する数が単品もしくは少量であるがために送料はほとんど定価です。
対して、発送代行会社は、年間に何百万、何千万という数量を依頼するため、送料は年間の取扱い量や出荷方法、過去の取引実績や送料の決済方法といった様々な条件に応じて決まります。要は、物流会社側も取引量や取引金額が多く、安心して付き合える発送代行会社には送料を安く、そうでない会社には送料を高く設定することでリスクヘッジしているというわけです。
弊社では、これまで築き上げた取引実績や信頼関係、そして何より、資金力を活用し送料を前払いしていることから、物流会社とは大変安い価格で契約を交わせています。
2.中小ロットに特化
DMを送るために必要な作業には、宛名ラベルの出力やラベル貼り、封入・封緘、宛先の住所ごとにグループ分けをする区分、宛先に応じて異なった封入物を入れるマッチング(照合)といった様々な工程があり、これら作業工程は、数量の大小によって機械作業と手作業に分かれます。
まず大ロットの場合ですが、たとえば何十万通、何百万通といったDMを送る場合、宛名貼りから封入・封緘までをラベリングマシーン(自動宛名貼り機)やインサーター(自動封入機)といった作業機器を使って行うため、あらかじめ封筒や封入物も機械作業に適した仕様で制作しています。また、大変作業効率の高い機械作業ですが、通数の大小にかかわらず機器のセッティングに要する手間や時間は同じなので、数量が少ないと作業効率が悪くなり逆に作業単価が割高になるという難点もあります。さらに、作業機器は大変高額で、数千万~数億円するものまであります。当然、設備投資にかかる費用も莫大で、結局その費用が価格に転嫁されているのです。
次に、5万通以下、中小ロットの場合はどうかというと、ほとんどがスタッフによる手作業で行われています。大ロットの案件には不向きな手作業ですが、高額な作業機器や莫大な設備投資は必要ありませんし、どのような封筒や封入物であっても対応できるという利点があります。また、繁忙期や閑散期に応じてスタッフの人員調整が出来るので、費用対効果も高く、作業費を安く抑えられというわけです。なお、最近は、機械作業に適さないビニール封筒(OPP封筒)の需要が高まっていることもあり、手作業の割合は年々増しています。
このように、当社は、あえて中小ロットの案件に特化することで、DM発送に要する作業費を最小限に抑えているのです。
【手作業の利点】
- 高額な作業機器が必要ないので、作業費を安く抑えられる。
- 設備投資も安く済むので経営が安定し、結果作業費を安く抑えられる。
- 作業スタッフの人数調整ができるので費用対効果が高く、結果作業費を安く抑えられる。
- どのような封筒や封入物にも対応できる。
【手作業の難点】
- 大ロットの案件は納期が長くなってしまい対応できない。
3.DM専門の会社だから
発送代行会社のホームページをよく見ると、本来印刷会社でありながら関連性のあるDMを扱っている会社や、DMの発送方法が限定されている会社、単に広告代理店がサービスのひとつとしてDMを扱っているケースなど、「DM専門」とはいえない会社も多く見られます。
また、DMの発送には、郵便法や個人情報保護法、各種郵便規定など様々な制限もあるため、しっかりとした専門知識が必要です。
それに対し、当社はDMに特化した専門会社なので、まず発送方法の取扱いが多種多様です。日本郵政の広告郵便や利用者区分郵便、タウンメール、ヤマト運輸のDM便、ネコポス、佐川急便の飛脚メール便、大口特約ゆうメールなど、各々のメリット・デメリットをすべて把握している当社だから、お客様のニーズに合わせて最適な発送方法を最安値でご提案しています。
4.リピート率97.8%
シリーズDM(見込み客に年間を通してあえて同じテーマで複数回送り続けるDM)という用語があるように、DM発送は定期的に行うのが最も効果的といわれています。アパレル関連の会社が季節の変わり目ごとに送るファミリーセールDMや、上得意客を対象にした特別招待会DMなどもその中のひとつですが、では毎回DM発送の依頼先を替えるのでしょうか。
DM発送のご担当者様も色々な仕事を抱えていらっしゃいますし、その都度、複数の会社から見積もりを取り、何度も打ち合わせを行って依頼先を決めるとなると大変です。ですから、一度依頼先を決めると、次回も同じ発送代行会社を使うケースが一般的には多いようです。
また、発送代行会社にしても、DMの仕様が同じであれば良い意味で慣れていくので作業効率が上がり、その結果費用対効果もアップします。従って、定期案件を多く持つことは発送代行会社にとっても重要なポイントなのです。
とはいえ、依頼した発送代行会社で封入や印字のミスが多発したり、スタッフの対応が悪かったりすれば顧客満足度は下がり、依頼先も替えざるを得ません。つまり、リピート率がその発送代行会社の良し悪しを現しているといっても過言ではないのです。
当社のリピート率は97.8%という高さもさることながら、5年以上の長きに渡ってお取引頂いている企業様が全体の4割を占めています。
正直、過去に作業ミスが一度も無かったわけではありませんし、ご担当者様からお叱りを受けたこともあります。しかし、その都度誠意をもって最大限の対応を行い、また、その失敗を糧に改善を重ねてきたことが現在のリピート率に現れているのだと思いますし、定期案件が多く作業効率の高い弊社だから価格も抑えられるのです。
5.作業用資材を独自ルートで激安仕入れ
DM発送に欠かせないもの、それが宛名ラベルの用紙やビニール封筒、段ボールといった作業用資材です。
それぞれ単品で購入してもたいした価格ではありませんが、当社はDMを大量に出すため、このような資材も大量に消費します。そこで、当社は、コスト削減のために資材を大量に仕入れるだけでなく、現金一括、即時決済を条件に独自の仕入れルートを構築。どこよりも安く資材を仕入れ、その分をお客様に還元しています。
「塵も詰まれば山となる」まさにそれがジャパンメールのコスト削減方法です。
6.固定経費を最小限に抑える経営方針
弊社では、多くの正社員を雇っての飛込営業や電話セールスといった営業形態を取っておりません。むしろ優秀な人員に絞りこみ、従業員にはしっかりとした社会常識やマナー、そしてDMに関する専門知識を身に付けさせた上で少数精鋭化を図っています。
また、集客はホームページや顧客からのご紹介、一括見積サイトといったインターネットを活用し行っているため、人件費をはじめとした固定経費を最小限に抑え、その分をお客様に還元しています。
なお、お客様をお世話する専任の担当者は、DMの専門知識を身に付けた精鋭スタッフばかりですから、わからないことがあれば何でもお気軽にご相談ください。
7.熟練の作業スタッフと内職の活用
手作業中心の弊社では、熟練の作業スタッフの存在が欠かせません。たとえば、宛名ラベル貼りひとつにしても、一時間当たり800枚貼れる人よりも1,000枚貼れる人の方が作業効率は良いわけで、正確性と作業スピードを併せ持った優秀な作業スタッフがいるからこそ実現できる激安価格なのです。
また、弊社では、自宅で作業を行う内職スタッフも活用しています。発送代行会社の中には、個人情報漏洩の危険を伴うという理由から、内職の活用を公にしなかったり、場内作業(作業場内から資材を持ち出さないで行う)に限定しているところもあります。しかし、パート代や交通費の高騰から、場内作業に限定するとどうしても価格に転嫁せざるを得ないという事情があるのも事実です。
その点、内職スタッフは出来高制ですし、作業場へ通うための交通費がかからないので人件費も抑えられ、費用対効果が上がります。もちろん、個人情報保護の観点から、内職スタッフに任せるのは、封入・封緘、法人リストからの宛名貼りといった作業に限定しています。
8.幅広いパートナー企業の存在
DM発送の業界にも繁忙期と閑散期があります。特に11~12月は、年末に向けたセールDMの依頼とお歳暮の配送が重なることから一年で最も忙しい時期です。さらに平常期であっても、複数の依頼が偶然重ってしまうことや、スケジュールがタイトな緊急案件が舞い込むことも。
そんなときでも、お客様の依頼にお応えするため、弊社は優秀な企業とパートナー契約を結んでおり、一部業務を委託することがあります。機械作業専門の会社、折りや圧着加工に長けた会社など、その特徴を活かすことでよりスピーディに、そしてより多くの依頼にお応えすることが出来ます。特に、繁忙期などは、スケジュールの空いている会社に業務委託することがむしろ作業費を抑えることにも繋がるのです。