DM(ダイレクトメール)発送の際よく使用される、圧着ハガキとは、2枚のハガキが1枚に圧着加工されているハガキのことです。
一度はがすと再び貼りつけることはできませんが、簡単にはがすことができます。
二つ折りの紙の内側に用件を記すので、受取人だけ知らせたい情報を掲載するのに最適なハガキだと言えます。また用紙が折られている分、開いたときの面積は通常のはがきに比べ数倍広く、より多くの情報を掲載することができます。
圧着ハガキの種類は?
2面を合わせたV字型や、3面を合わせたZ字型が主流です。
圧着ハガキの加工は?
①先糊型圧着ハガキ
用紙に糊(接着剤)が塗布された専用紙(圧着紙)に印刷・印字したものを、圧着加工するタイプ
<長所>多量生産には最も優れている
<短所>接着剤が塗布されているため画像は劣る
②フィルム型圧着ハガキ
普通紙に印刷・印字したものをフィルムでラミネートして、擬似圧着加工するタイプ
<長所>圧着面がラミネートされ画像は最も優れ、品質も安定している
<短所>フィルムを使用するため、多量生産の場合割高になる。 (但し2,000通以下では割安)
③後糊型圧着はがき
普通紙に印刷と特殊UVニス又は糊を塗布して圧着加工するタイプ
<長所>多量生産性に優れ、コストは割安
<短所>圧力・温度・湿度の変化により、剥離事故になる場合がある