【場内作業なのか、内職作業なのか】
ダイレクトメール(DM)発送時によく使われるOPP封筒(ビニール封筒)は、紙封筒に比べ安いだけでなく、丈夫で雨や水にも強く、開封率も高いという優れものです。しかし、内容物を手作業で封入しなければならないという難点があります。(ラッピングマシーンやOPP封筒対応の機器も一部ありますが、大ロット専用で一般的にはあまり使われていません)
手作業ですから、当然それだけ数多くの作業スタッフを確保しなければならないのですが、そのためには次のような費用がかかります。
・多くのスタッフが作業できる広い場所の確保と家賃費用
・作業場の電気・ガス・水道等の光熱費
・スタッフを確保するための求人費
・スタッフの人件費(パート代・交通費)
このように、発送代行業者が様々な費用をかけた上で、作業場にスタッフを集めて作業することを「場内作業」といいます。
それに対し、自宅で作業してもらうのを「内職作業」と呼び、そのメリットは・・・
・自宅作業なので、広い場所を確保する必要がない
・自宅作業なので、光熱費はスタッフの自己負担となる
・様々な事情で外に働けに行けない人が対象なので、内職の需要が多い
・出来高制なので人件費を安く抑えることができる
場内作業に比べ、費用対効果の高い内職作業を専門にしている業者もあり、作業費も安めです。但し、宛名ラベルの印字や出力、宛名ラベル貼りといった個人情報を扱う作業は場内で行うのが一般的です。(法人名や店舗名の宛名ラベル貼りは個人情報に該当しないため内職作業も可)
ダイレクトメール(DM)の発送代行業者を選ぶ際には「場内作業」なのか「内職作業」なのかを確認しておくこともポイントのひとつです。