「前島密」とは?

1円切手の肖像画として知られる前島密。郵便制度の仕組みを築いた人物で、「郵便」や「切手」「葉書」という名称を定めのもこの人です。その功績をたたえられ「郵便制度の父」とも呼ばれています。

前島密は戦後直後の1946年から切手に登場しています。最初の額面は15銭。その後度々額面やデザインが変更されましたが、1968年に現在の額面(1円)と肖像画になったのを最後に以降変更はありませんでした。今回のデザイン変更は47年ぶりとなります。肖像画はこれまでと同じものが使用されているのでパッと見では変更点に気づきにくいですが、額面の位置と「NIPPON」の書体がほかの普通切手と統一されます。